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アメリカの新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う水際対策(入国制限)

2023年5月10日

アメリカの新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う水際対策(入国制限)は、2023年5月11日を以て撤廃されました

5月12日以降は空路のほか、海路・陸路で入国する渡航者も英語で記載されたワクチン接種完了証明書(海外渡航用新型コロナウイルスワクチン接種証明書)の提示は不要です。

また、渡航時に必須としていた以下の書類提出も必要ありません。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)指定の宣誓書CDC(アメリカ疾病予防管理センター)への情報提供書入国制限の対象国は今後の感染状況により変更となる場合があるため、渡航の際は米国政府および大使館・総領事館の最新情報をご確認ください。

1.「ワクチン接種完了証明書」の取得が不要に

これまで日本からアメリカへ渡航する際は、「出発前1日以内」に行ったPCR検査による陰性証明書の提示が必須でしたが現在は必要ありません。また、2023年5月12日よりワクチン接種完了証明書(海外渡航用新型コロナウイルスワクチン接種証明書)の提示も不要となりました。詳細は「米国渡航を検討される方へ」をご確認ください。

2. 日本への帰国・入国時に求められる措置を確認

日本政府は2023年4月28日を以て水際対策措置を撤廃しました。全ての帰国・入国者に必須としていた「3回のワクチン接種証明書」または「出国前72時間以内に行ったPCR検査による陰性証明書」の提示は不要です。また、5月8日より新たな防疫措置として、「感染症ゲノムサーベイランス」が施行されました。

※ゲノムサーベイランスとは公衆衛生当局が脅威となる感染症の経路を追跡し、病原体の変異速度や変異状況を監視するシステムです。

ファストトラック利用のためVisit Japan Webへの登録を推奨日本政府は帰国・入国する渡航者に対し、「ファストトラック」の利用を目的として「Visit Japan Web」への登録を推奨しています。「Visit Japan Web」は検疫・入国審査・税関申告を行うウェブサービスで、「新型コロナウイルス陰性証明書」または「ワクチン接種証明書」の事前登録(アップロード)により空港における手続きの簡素化が可能です。2022年11月13日を以て「My SOS(入国者健康居所確認アプリ)」は終了し、「Visit Japan Web」へ統合されました。詳細は厚生労働省の「日本へ入国・帰国する皆様へ」をご確認ください。

※「パスポート情報の登録」と「健康に関する質問への回答」は、2022年12月28日より不要となりました。公共交通機関の利用についてアメリカから帰国・入国する方は、空港より全ての公共交通機関の利用が認められます。詳細は「アメリカから日本へ帰国・入国する際の注意点」をご確認ください。

米国渡航を検討される方へ(2023年5月12日以降の措置)

アメリカ政府は2023年5月11日、新型コロナウイルスに関する「公衆衛生上の緊急事態宣言」を解除しました。

これまでの水際対策(入国制限)は撤廃され、5月12日以降に空路・海路・陸路で入国する全ての渡航者はワクチン接種完了証明書(海外渡航用新型コロナウイルスワクチン接種証明書)の提示は必要ありません。

政府は大半の市民が感染したことやワクチンの普及を理由に挙げ、今後は季節性インフルエンザと同等の感染症対策を行う意向を示しました。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は各国の新型コロナウイルス感染状況により「感染症危険レベル」を策定。定期的に更新され日本はレベル3(感染リスクが高い地域)に指定されていましたが、2022年10月3日を以てCDCは情報の発出を終了しました。アメリカ国務省も日本の渡航警戒レベルを3(不要不急の渡航自粛を要請)としていましたが、同日を以て解除を表明。現在は自由な米国渡航が可能ですが、両国政府は往来する渡航者にワクチン接種完了を要請し引き続き注意を呼び掛けています。また、アメリカ全州でマスク着用が不要となり、空港や航空機内では利用者の任意としています。ただし、医療機関や介護施設では引き続き着用が求められますのでご注意ください。

入国・帰国に関する注意事項

アメリカ入国時に必須としていた各証明書の提示・提出が不要にアメリカ政府は、入国時に義務付けていたPCR検査による陰性証明書の提示を2022年6月12日に撤廃。また、これまで下記の書類提示および提出を義務付けていましたが、2023年5月11日を以て不要となりました。

英語記載のワクチン接種完了証明書(海外渡航用新型コロナウイルスワクチン接種証明書)CDC(アメリカ疾病予防管理センター)指定の宣誓書CDC(アメリカ疾病予防管理センター)への情報提供書3回のワクチン接種が完了した方は帰国・入国の際にアメリカでの陰性証明書の取得が不要アメリカから帰国・入国する際は現地で新型コロナウイルスのPCR検査を行い陰性証明書の取得が必須でしたが、2022年9月7日より3回のワクチン接種完了を条件に不要となりました。日本へ帰国・入国する方は「ファストトラック」の利用を目的として、「Visit Japan Web」への登録が求められます。「Visit Japan Web」は検疫・入国審査・税関申告を行うウェブサービスで、「新型コロナウイルス陰性証明書」または「ワクチン接種証明書」の事前登録(アップロード)により空港における手続きの簡素化が可能です。厚生労働省は現地出国前にスマートフォンへ「Visit Japan Web」のダウンロードを推奨しています。詳細は「帰国・入国時に必要な登録や書類」をご確認ください。

アメリカから日本への帰国・入国者はワクチン接種の有無を問わず自己隔離と空港での検査を免除これまで3回のワクチン接種を行っていない方は帰国後7日間にわたる自己隔離が必要でしたが、日本政府は2022年6月1日に同措置を撤廃。現在は帰国後3日目に行う自主的な新型コロナウイルス検査と陰性報告も不要となりました。また、アメリカからの帰国・入国者は感染が疑われる方を除き、空港での新型コロナウイルス検査も免除されます。詳細は「アメリカから日本へ帰国・入国する際の注意点」をご確認ください。

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