ハワイにビザは必要ですか??

ハワイは、アメリカ本土と同じく90日以内の観光、短期商用、乗り継ぎ目的の渡航ではビザの申請は不要です。
ESTAビザ免除プログラム(VWP)により、ESTA(エスタ)認証が承認されていることでビザを申請しなくとも渡航が可能となっています。
つまり、一般的なハワイ観光ではESTA(エスタ)申請をすることが必要です。
しかし、過去にアメリカへの入国が拒否された、ビザ申請が却下された、または犯罪歴がある等の理由によりESTA(エスタ)での渡航が拒否されてしまうことがあります。ビザを申請しなくてはなりませんので、ハワイ旅行の予定ができましたら余裕をもってESTA(エスタ)申請手続きをされることお勧めします。
また、テロリスト渡航防止法により2011年3月1日以降にソマリアまたはイエメン、シリア、リビア、イラク、イラン、スーダンに渡航または入国した方は、原則的にESTA(エスタ)を利用して入国をすることは出来ません。
米国大使館サイト(https://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-estageneralfaq.html#9)に日本語で詳しい説明がありますのでご確認ください。
※ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)参加国
ドイツ・フランス・フィンランド・エストニア・デンマーク・チェコ・チリ・ブルネイ・ベルギー・オーストリア・オーストラリア・アンドラ・オランダ・ニュージーランド・ノルウェイ・ポルトガル・日本・台湾・韓国・サンマリノ・シンガポール・スロバキア・スロベニア・スウェーデン・スイス・スペイン・アイルランド・アイスランド・ハンガリー・ギリシャ・イタリア・モナ・マルタ・ラトビア・リヒテンシュタイン・リトアニア・ルクセンブルグ・イギリス
※イギリス国民がビザ免除プログラム(Visa Waiver program)を取得するためには、チャネル島・マン島・北アイルランド・イングランド・スコットランド・ウェールズで永久居住権をお持ちの方に限ります。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)ご利用条件
① 電子渡航認証システム(ESTA)に渡航許可登録をされていること。
② 米国滞在日数が90日以下であること。
③ ビザ免除プログラム参加国の方であり、パスポート(IC旅券)をお持ちであること。
④ 渡航目的が、商用・短期研修・契約交渉・観光・旅行・知人への訪問・報酬がないイベントやコンテストへの参加、乗継、通過であること。
⑤ 海路および空路で入国の際は、次の目的地または往復の乗船券・旅行券をお持ちであること。
eチケットをお持ちの方は、旅行日程のコピーをご持参下さい。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)について詳しい説明はこちら
※ハワイ入国時に必要なもの
有効なパスポート
ESTA(エスタ)を利用して渡航する際のパスポート要件は・・・
有効な機械読取式パスポート(現在、日本で発行されているパスポートは全て機械読取式パスポートです)
尚、パスポート発行日により、下記の条件を満たす必要があります。
2006年10月26日以降に発行されている機械読取式パスポートは、Eパスポート(IC旅券)でなければなりません。
2005年10月26日~2006年10月25日までに発行されている機械読取式パスポートは、写真付きIDページにデジタル写真が貼ってあること。
2005年10月26日より以前に発行されているパスポートは機械読取式パスポートであること。
ギリシャ、マルタ、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、韓国、スロバキアの国籍の方は、パスポートの発行日に関わらず、Eパスポート(IC旅券)を所持していること。
往復またはハワイから第三国への航空券、乗船券
入国書類
ESTA(エスタ)をお持ちの方
税関検疫申告書
ESTA(エスタ)はシステム上で管理されているため、認証情報のコピーを提出する必要はございません。
ビザを取得されている方
入国カード(I-94)・税関検疫申告書
※入国カード・税関検疫申告書は機内で配布されます。青または黒のボールペンを使用しローマ字で記入します。
※到着後から入国までの簡単な流れ
1.アメリカ、ハワイへ到着
飛行機が空港に到着後、案内に沿って入国審査場へ移動します。
2.入国審査エリアへ
Non-resident(非居住者)用の入国審査の列へ並びます。
審査官に呼ばれたら前へ進み、パスポート、税関検疫申告書、入国カードI-94(ビザを取得されている方のみ)を提出します。
滞在目的や滞在期間等の質問に答えた後、指紋採取と顔写真撮影があり終了です。
尚、この入国審査エリアではセキュリティの観点から撮影器具の使用は禁止されています。
ハワイのホノルル空港では自動入国審査端末(APC: Automated Passport Control)が利用できるようになりました。
まず、2009年以降にESTA(エスタ)を利用した渡米歴がある方が、再度ESTA(エスタ)で入国する際に対象となります。
この端末では入国審査官とのやり取りをせずに自分で簡単にパスポートのチェック、指紋採取、顔写真撮影を行いますので、入国手続きの時間が短縮されます。
しかしESTA(エスタ)で入国したことがあっても、パスポートが新しくなった場合には利用できません。
パスポートを更新した際には従来通りの入国審査を受けることになります。
尚、このAPC端末はアメリカの主要な空港に設置されています。
※APC端末利用手順
① 言語を選択(日本語も対応しています)
② 案内に沿ってパスポートをスキャン
③ 顔写真撮影
④ 税関申告、個人情報、渡航情報等への質問へ回答
⑤ 指紋採取
以上の手続きが行われると入国用の証明書(レシート)が発行されますので、入国審査官へ提出します。
3.荷物を受け取る
航空会社と便名の案内を確認しベルトコンベアーから荷物を受け取ります。
ただし、荷物の運搬が非常に早いためフロア上に置かれているケースも多くあります。
4.税関
税関検閲申告をを提出し出口へ。
ただし、ランダムで指名され荷物のX線検査を受けることがあります。
その他のFAQはこちら【よくある質問】